エリザベス女王との共演も果たしたかの名優パディントン氏の主演作品、実は見たことなかったんですよ。なんかダッフルコート着たクマがロンドンでなんかするやつくらいの知識で見ました。
暗黒の地ペルー出身のクマ、パディントン。ペルーがなんで暗黒の地なのかは謎でしかないんですが、暗黒地の地を訪れたイギリス人探検家はパディトン一家に『いつでもロンドンにおいで』と言い残します。それを信じた子孫のパディントン、ある事件を機にロンドンに向かいますが、肝心の探検家の名前がわからない……。
駅で途方に暮れるパディントンを迎えた父・母・娘・息子の一家。クマを迎えることに反対の父とやや反対気味の娘、優しい母と興味津々の息子。パディントンは一家に影響を与え合ってロンドンで探検家を探す……!
という映画です。子どもむけらしいハートフルで良い映画でした。日曜にオススメ。展開もわかりやすいので疲れてる時でも大丈夫です!
続きはネタバレ感想
最初に思ったのは『あれっ 服着てない』でした。あれは最初からああいうクマなわけじゃないんですね~。
個人的には一家がすごく良いな~~って思って4人ともややテンプレ的な人間なんですよね。心配性で保守的な父、楽観的で面倒見の良い好奇心旺盛な母、頭は良いけどまわりからどう見られるかを気にして不器用な姉、好奇心旺盛だけど心配されすぎでタイクツだと感じてる弟、テンプレオブテンプレ一家なんですけど、パディントンというクマの出現によりいい感じに変わるっていうあ~~!これは確かに愛される映画になる!って納得の流れです。
そういえばパディントンだけがロンドンに行きましたが他の家族たちはどうなったんでしょうね。あと街の人間がクマを平気で受け入れてるのが『妖精好きなイギリスの映画』って感じだな~~と思いました。アメリカが作ったら絶対こうならなさそう。
ほんと日曜におすすめの映画です!ファンタビよりはだいぶ軽めの印象ですね