読書と映画の記録

読書と映画の記録です

脱獄映画と聞いたはずだけど… -ショーシャンクの空にを見ました-

3年前くらいから『ショーシャンクの空に』を見たかったんですよ。理由はなんでだか覚えてないんですけど、たぶん3年前くらいから今年やること100にあったんです。ついに見ました。

 

事実なんだか無実なんだかよくわかんない罪で投獄されちゃった銀行マン。監獄の中は銀行マンには厳しい世界……かと思いきや意外としらーっとした顔。さすが銀行マンというべきか外界とつながる権力者を嗅ぎ分けて仲良くなります。

ちっちゃいハンマーを所望する主人公。なんでも持ってくることのできる権力者は『そんなん持ち物検査ですぐ見つかるぞ』と言いますが入手してくれます。

 

そして主人公、銀行マンであったことを利用して監獄の権力者の下働きもします。権力者の下働き、それは『色々なことを知ってしまう』ことでもあるのですが……。

 

という、あれ、脱獄映画って聞いてたんだけど……って展開なんですが最後の展開がね、私はああいう展開大好きです。後世に残る映画ってやっぱ展開がいいですね。昔ながらだなあと思う展開はあるんですが土日に見るのにちょうどいい映画が多い気がします。

 

 

続きはネタバレ感想

 

 

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クマと人情の物語 - パディントン見ました -

エリザベス女王との共演も果たしたかの名優パディントン氏の主演作品、実は見たことなかったんですよ。なんかダッフルコート着たクマがロンドンでなんかするやつくらいの知識で見ました。

 

暗黒の地ペルー出身のクマ、パディントン。ペルーがなんで暗黒の地なのかは謎でしかないんですが、暗黒地の地を訪れたイギリス人探検家はパディトン一家に『いつでもロンドンにおいで』と言い残します。それを信じた子孫のパディントン、ある事件を機にロンドンに向かいますが、肝心の探検家の名前がわからない……。

駅で途方に暮れるパディントンを迎えた父・母・娘・息子の一家。クマを迎えることに反対の父とやや反対気味の娘、優しい母と興味津々の息子。パディントンは一家に影響を与え合ってロンドンで探検家を探す……!

 

という映画です。子どもむけらしいハートフルで良い映画でした。日曜にオススメ。展開もわかりやすいので疲れてる時でも大丈夫です!

 

続きはネタバレ感想

 

 

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少女が孵した卵から産まれたのは『何』なのか - ハッチング-孵化-みました

上映開始前の予告からヴィジュアルで気になってた映画にアマプラで遭遇したので見てみました。予告のヴィジュアルは少女がおおきな卵を抱えてる姿だったんですよね。

 

母はYouTuberっぽい幸せそうに演出された家庭。父は母の趣味に反対するでもなく、無害で無関心タイプ。弟はちょっとマザコン気味。主人公である娘は新体操をやっているが、どうやら成績はイマイチ。しかし母は娘が優秀な体操選手であることを求めており……という、結構重め家庭。

そんな娘がある日ふしぎなたまごを手に入れ、孵化させる。たまごからうまれた謎のいのちは、この家庭に何をもたらすのか、という感じ。

 

北欧系ホラーは『ゆっくり、じわりと、おかしさが明らかになっていく』ことが多いように感じるがこちらもそういった感じ。じわじわと絶望と恐怖に追い詰められていく。

個人的には結末もすごく好き。北欧ホラー好きな人はぜひ。

 

つづきはネタバレ感想

 

ハッチング-孵化-(字幕版)

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ハリポタを見なくてもファンタスティックビーストの2作目と3作目は面白い!!

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生とファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密、連続で見ました。

 

黒い魔法使いの誕生はタイトル通り黒い魔法使いの誕生の話で、今回の舞台はパリ。ファンタスティック・ビーストは絵葉書が欲しくなるくらい舞台が綺麗なのが特徴のひとつだと思うのですが、こちらのパリも前作のメイン舞台となったアメリカとは違った雰囲気で素敵です。登場人物の衣装もオシャレですね。ここで色々なカップルに波乱が起きます。

アマプラが3作目ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密を流し始めたのでそのまま連続視聴。

2作目は闇の魔法使いの誕生で終わるのですが、3作目は黒い魔法使いがそのまま大活躍してしまうのを防ぐために主人公たちが右へ左へ猛ダッシュする話です。日本の漫画でもたまに出る『河童』や『麒麟』がファンタスティック・ビーストとして登場してて、麒麟は特に重要な役割を背負って何度も出てくるのでドキドキします。麒麟かわいいです。

2作目でももちろんちゃんと完結してるんですが、3作目の方がこれで週末終われるわ~~って終わり方なので、2作目3作目連続視聴が推しです。

今出てるファンタスティック・ビーストシリーズはこれで終わりみたいですね……面白かったので4作目も出るなら見ようと思います!

 

つづきはネタバレ感想

 

 

 

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ハリポタ未視聴でも面白い!ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅をみました

友人の好きな俳優がファンタビに出てるらしく、ハリポタ未視聴でも大丈夫だと聞いたので見てみた。ハリポタは賢者の石だけ見てて、なんとかのなんぶんのなんばんせんから電車にのって魔法学校に入学する、ってことしか覚えてない。続きを見なかったのは学校の舞台設定とかがイマイチ覚えきれなかったからだ。

 

ファンタビはハリポタの関連作品という情報だけで見てみた。はじまりは主人公がニューヨークに行くところから。主人公はファンタスティックビースト(魔法生物)のことが大好きなようだ。主人公の出身地であるイギリスとアメリカでは魔法に関するルールも異なっているようで、主人公も色々知らない模様。主人公は『とある目的』でアメリカを訪れたのだが、色々な生物に巻き込まれたり、色々な人を巻き込んだりして、お話は進んでいく………という感じ。かわいい生物あり友情ありロマンスあり。

 

お話も面白かったけど、アマプラだと特典映像がすごい好きで、実際の撮影風景が収録されている。ぬいぐるみやハリボテ相手に演技している主人公。見ている時は全然違和感がなかったけど、確かによく考えたらCGか!!って思うくらい、イキモノが実在のイキモノっぽくてすごかった。ぜひ特典映像まで見てください。オススメ。次の作品も見ようと思う。

 

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もしある日、身近なひとが異形になってしまったら? - 人間に向いてない 感想

おれもおれも!と思って手に取ったらオゾミス(おぞましいミステリー)の文字。

本を開いたある日異形になってしまう病気が流行っている世界線らしい。つまり人間が表紙の通りになってしまうということだ。抽象的な概念の表紙だと思ったら作中世界観そのままの表紙だった。

 

主人公はある日息子が異形になってしまった女性。異形は不治の病として死亡扱いになる。なので旦那はそんなもの捨てろ、と言うが、彼女はそれを『息子』と認識しているので頑なに捨てようとしない。そんな彼女を取り巻く物語。

 

異形の見た目はおぞましいんだけど、出てくる人間とかは普通の人。身内が異形になったらそういう反応にもなるだろなあって感じ。そして私はこの展開はめっちゃ好き。おぞましいのは異形の見た目だけで展開がおぞましいってわけではないのでオゾミスって言葉を恐れずに読んでみて欲しい作品。

もしある日身近な人が異形になってしまったら?という思考実験っぽい感じもあって意味でも楽しくてオススメです。

 

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アニメ ラーメン赤猫を見た

アニメも最近よく一気見するので記録しようと思う

 

ラーメン赤猫1話~12話を見た。漫画は冒頭部分だけ読んだことある。

猫のラーメン屋に人間のパートが入る、というところから話がはじまる。このアニメの面白いポイントは人それぞれだと思うのだけど、自分的にすごい好きなのは『現代にかなり近い設定のまま、ネコが働く苦労を描いている点』だと思う。

毛を落とさない訓練とか、ネコの法的人格とかあったり、相続にあたって弁護士の助力があったり、経営にあたっても弁護士の助力があったり、経営者である佐々木さん(ネコ)が定期的に商工会議所に行ってるとか、『ただかわいいネコちゃんがラーメン作ってる漫画』じゃなくて『もし仮にネコが二足歩行してラーメン屋を経営したら、何が必要で、何が起きるだろうか』が考えられてそうな設定がすごく好き。

 

『普通のネコ』も居るんだよね。というか普通のネコもいるから成り立つ設定なんだよね。イイよね。

 

ただのネコかわいいだけじゃないけど、やっぱりネコかわいいもあるラーメン赤猫、疲れた時にオススメです。個人的にイチオシはサブだけどみんなかわいいんだよな。

 

つづきはネタバレ感想。

 

 

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