読書と映画の記録

読書と映画の記録です

2024-01-01から1年間の記事一覧

おいしい珈琲を淹れる女の子たちの物語。 - 『コーヒーカンタータ』 感想

表紙の絵がすごく好みで手にとってみた。 はじまりはどうやら箱入り娘っぽそうなお嬢様の琥珀が珈琲の街に行くところから。琥珀は『この街にある珈琲の専門学校に入る』という目的があって街に来たのだが、右も左もわからず右往左往しているところを、街の少…

東南アジアの田舎で信仰される女神。代々受け継がれる神がもたらすものは……? - 女神の継承 感想

タイのイサーン地方で信仰される女神ついてドキュメンタリーを作成するために撮影に赴いた撮影隊。最初は現在の巫女について語られていくが、その中で巫女の親族に不思議な動きがあり……?といったはじまり。 正統派の田舎系ホラーだけど、しっかり怖い。とい…

カリフォルニアで、メキシコ移民がすし職人を目指す! - 『イーストサイド・寿司』感想

なんか元気が出る映画を見たいと思って、なんか元気出そうだし美味しそうだからこれにしよ!と思ってチョイス。 カリフォルニアで果物屋台を営むメキシコ移民のフアナ。父ひとり、娘一人を養うために今日もがんばる…………が、強盗に襲われ、この先を考える。そ…

ジビエを巡る、おいしいだけじゃない、葛藤の物語 - 『みかんとひよどり』感想

ふしぎなタイトルだなあと思ったら、ジビエの本らしいので読んでみた。 ジビエのシェフの亮と、猟師の大高の物語。 シェフの亮はジビエ肉の調達にもこだわりがあり、自分で調達すべく、山に猟に入るが、遭難しかけてしまう。そんなところを救ってくれたのが…

ラジオに舞い込むテロ予告。犯人はいったい誰なのか? - テロ、ライブ 感想

不祥事をやらかし、テレビからラジオに左遷された主人公。ある日、主人公のラジオの電話対談コーナーにテロ予告が舞い込む。主人公は最初悪戯だととりあわないが、スタジオ近くの麻浦大橋が本当に爆破されてしまう。 このネタで視聴率を稼ぎ、テレビのキャス…

実写版ゴールデンカムイみました🌟🌟🌟🌟🌟

みました。特に情報は追ってなかったのですが、フォローしているユーザーさんたちが「よかった!」って言ってたので映画館へ。結論、よかったです!! ※ 原作読破しているため感想に原作のネタバレが含まれるかもしれません。が、面白さを損なうネタバレは多…

長年会っていない孫と祖父の、ちょっと距離のある共同生活 - エミリの小さな包丁(著: 森沢明夫) 感想

はじまりは、やや不穏。 職を失い、田舎に向かう電車に乗るエミリ。彼女が目指すのは、海のおじいちゃんの家。 長年あっていないおじいちゃん。でも彼女にはそれ以外に頼れる人はいない。憂鬱な気分を抱えて、おじいちゃんに会いに行く。 そこから、孫と祖父…

理知的で、不器用で、やさしいひとたち。

月のこと、雪の結晶のこと、地球温暖化のこと、素粒子のこと、地層のこと。 それぞれに詳しい、理知的で不器用な人たちとのふれあいを通して、すこしやさしい気持ちになれるお話。 どのお話も良いお話なのですが、個人的に1番お気に入りなのは『エイリアンの…

『調律師』は、何を目指せばいいのだろうか - 羊と鋼の森をよみました -

羊と鋼の森を読みました。とある山育ちの少年が、調律師に出会い、魅せられ、調律師となり、そして『調律師として何を目指していくか?』を見つけるまでの物語。 調律師と隣接する仕事であるピアニストであれば『こういう音色のピアノを弾けるピアニストにな…